おかっぱ芸人に関して、ネット上で頻繁に囁かれる「髪型に無頓着だから適当に切っているだけ」「一度定着したら手入れが楽そう」という見方は、完全なる誤解です。
実際には、おかっぱ頭ほど維持費と手間がかかるヘアスタイルはありません。前髪の長さが数ミリ伸びるだけで表情の伝わり方が変わり、サイドのボリュームが崩れると清潔感が一気に損なわれます。蛍原徹やバナナマン日村は、超多忙なスケジュールの合間を縫って月2回から3回以上のペースでプロのヘアサロンに通い、長さをミリ単位でキープしていることが知られています。
また、癖毛のタレントであれば定期的な縮毛矯正が欠かせず、維持にかかるコストと時間は一般的な短髪芸人をはるかに凌駕します。「適当なイロモノ」ではなく、自らの看板であるアイコンを維持するためのストイックなプロフェッショナリズムこそが、彼らのおかっぱ頭を支える真実です。