Q1:手術中の痛みはありますか? 全身麻酔から覚めた瞬間から激痛ですか?
A1:手術自体は全身麻酔下で行われるため、術中の意識や痛みは完全にゼロです。麻酔から覚醒した直後は点滴の強力な鎮痛薬が効いているため猛烈な激痛ではありませんが、喉の奥の強烈な腫れぼったさや違和感、唾液の飲み込みづらさを感じます。本格的な痛みのピークは、麻酔薬が完全に体内から代謝される翌日から術後3〜5日目にかけて訪れます。
Q2:術後の出血が起きた場合、どうすればいいですか?
A2:少量の血混じりの唾液程度であれば氷水で喉を冷やして安静に保つことで止血しますが、ティッシュやガーゼを真っ赤に染めるような鮮血が出た場合、あるいは血の塊を吐き出すような場合は直ちに手術を受けた医療機関へ連絡し、救急受診してください。白苔が剥がれて動脈性の出血が起きている場合、自然止血は困難であり、局所麻酔または全身麻酔下での緊急止血術が必要となります。
Q3:声が変わってしまうという噂は本当ですか?
A3:扁桃腺は発声器官である「声帯」とは異なる部位にあるため、声そのものの高さや性質を司る機能が破壊されることはありません。ただし、口の奥の空間が広がるため、術後しばらくは鼻に抜ける声(開鼻声)になったり、声の響き方が変わったように感じたりすることがあります。多くの場合は粘膜の治癒と周囲の筋肉の慣れに伴い、自然な発声へと戻っていきます。