受験生の志望校選定において、立命館大学理工学部の評判を左右する最大の要素となっているのが、滋賀県草津市に位置する立命館大学理工学部のBKCキャンパスの住環境と学習環境です。
学生の生の声を聞くと、立地に対する賛否両論は明確に分かれます。最寄りのJR東海道本線「南草津駅」から大学まではバスで約15〜20分を要し、朝のラッシュ時には長蛇の列ができるため、「通学が想像以上に過酷」「雨の日のバス移動がストレス」といった不満が日常的に聞かれます。京都や大阪の実家から片道1時間半以上かけて通う学生からは、移動時間の長さを嘆く声も少なくありません。
しかしその反面、キャンパス周辺には単身学生用のアパートやマンションが林立し、関西圏の主要大学のなかでも家賃相場が非常に安価(ワンルームで3万〜5万円台が中心)という大きな利便性があります。多くの理工学部生が大学至近に一人暮らしを選択し、夜遅くまで研究室にこもって実験や卒業研究に没頭できる環境が整っています。東京ドーム約13個分におよぶ広大な敷地には、私立大学とは思えない先端機器や大型実験プラントが揃っており、研究機関としての充実度は西日本随一です。
そして、何より受験生と保護者を惹きつけてやまないのが、立命館大学理工学部の就職実績の圧倒的な強さです。同大学の公式就職資料やキャリアセンターのデータによると、理工学部の大学院進学率は約50〜60%に達し、大学院修了者を含めた就職先には、三菱重工業、川崎重工業、トヨタ自動車、パナソニック、ソニー、日立製作所、ダイキン工業、関西電力といった日本を代表するプライム上場メーカーやインフラ大手各社がずらりと並びます。
特に機械システム工学科や電気電子工学科には、企業からの指定校推薦枠が学生数を上回る規模で寄せられており、「教授推薦を使えば学内選考を経て大半が大手メーカーへ内定する」という強固な就職パイプが存在します。文系就活のような厳しいフィルターに悩まされることなく、大学で培った研究力をそのままキャリアに直結させられる点が、BKCで過ごす4年間(あるいは大学院を含めた6年間)の最大の投資対効果と言えます。