Q1:家の中(室内)でも短下肢装具を履く必要がありますか?
A1:麻痺の程度によって異なります。立ち上がりや移乗時に足首が内側に倒れ込む危険がある重度〜中等度の方は、室内でも装具の着用が強く推奨されます。ただし、室内用には靴底がフラットな「室内用短下肢装具」を別途製作するか、装具の上から履く専用のルームシューズ(シューカバー)を利用するのが一般的です。素足で無理に歩くと、転倒骨折や関節の変形を招く恐れがあります。
Q2:装具を履いたまま履ける靴はどこで購入できますか?
A2:一般的な靴店では適合する靴を見つけるのが難しいため、義肢装具製作所、病院内の売店、または介護シューズ専門店(通販含む)で購入します。「アサヒシューズ(快歩主義)」「徳武産業(あゆみシューズ)」「ムーンスター(Vステップ)」などが代表的なブランドです。装具の厚みに合わせて「片足ずつ別サイズで購入可能」「甲部分が面ファスナーで全開する」といった工夫が凝らされています。
Q3:退院後、装具が当たって足が痛いときはどこに相談すべきですか?
A3:決して我慢して履き続けたり、自己判断でハサミで切ったりせず、まずは装具を処方した病院のリハビリテーション科、または装具を納入した義肢装具製作所に連絡してください。赤みや痛みが出ている箇所を義肢装具士が確認し、熱を加えてプラスチックを押し広げたり、パッドを追加するなどの微調整(適合修正)を施します。皮膚トラブルは数日で潰瘍化することがあるため、早期の対応が鉄則です。