なぜ銅の熱伝導率は圧倒的なのか?アルミ比較と実用性を徹底検証について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
金属ごとの熱伝導率の違いを把握するために、代表的な金属素材の数値を一覧表にまとめました。純物質および主要合金の常温付近における実測目安です。
金属名 / 材料種別熱伝導率(W/m・K)特徴と主な用途銀(Ag)約420金属界最高峰。高価なため極小接点や特殊用途に限定純銅(無酸素銅 C1020等)約398〜403銀に迫る伝導率。コストと性能のバランスに優れ広く普及アルミニウム(純アルミ)約237銅より軽くて安価。フィン材や大型放熱構造に多用真鍮(黄銅 / 銅+亜鉛)約110〜120加工性に優れるが、合金化により熱伝導率は純銅の1/3程度鉄(Fe)約80構造材として優秀だが、熱伝導性は銅の約1/5にとどまるステンレス(SUS304)約15〜16耐食性に優れる半面、熱伝導率は非常に低く保温向き
金属の熱伝導率ランキングで頂点に立つのは銀(約420 W/m・K)ですが、希少性とコストの壁があります。そのため、工業製品や日用品で実質的なトップランナーとして活躍しているのが銅です。
軽量素材の代表格であるアルミニウム(約237 W/m・K)と比較すると、銅は約1.7倍もの熱量を移動させられます。同じ断面積であれば、銅のほうが格段に素早く熱を吸い上げられる計算です。