プロボックスのリフトアップで後悔?費用と車検の落とし穴を徹底解明

プロボックスのリフトアップで後悔?費用と車検の落とし穴を徹底解明

プロボックスのリフトアップで後悔?費用と車検の落とし穴を徹底解明の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

アゲバンの精悍なルックスを完成させる主役といえば、ブロックパターンのオフロードタイヤである。その中でも圧倒的なシェアと支持を誇るのが、トーヨータイヤオープンカントリー(TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T)だ。マッドテレイン(M/T)の泥濘地走破性と、オールテレイン(A/T)のオンロード静粛性を高い次元で融合させたラギッドテレイン設計は、日常使用を犠牲にしないカスタムにおいて決定打となっている。

だが、タイヤサイズ選びにはシビアな計算が求められる。プロボックス(50系・160系)の純正タイヤサイズは「155/80R14 88/86N LT」や「165/80R13 90/88N LT」といった商用規格(LTタイヤ / バン用タイヤ)が基本となっている。リフトアップ時に選択される代表的なプロボックスリフトアップタイヤサイズとそれぞれの注意点は以下の通りだ。

  • 165/80R14(純正同等外径):最も無難な選択肢。オープンカントリーR/Tにもラインナップされており、車高アップサスと組み合わせても車体への干渉リスクがほぼゼロで、メーター誤差も発生しない。
  • 185/85R14(迫力重視の大径化):タイヤ外径が純正より約40mm以上大きくなり、アゲバンらしい無骨な迫力が格段に増す。ただし、ハンドルを全開まで切った際にインナーフェンダーやバンパー内側の樹脂カバーへ干渉しやすく、ヒートガンによる成形やフェンダーライナーの加工が必要になる場合が多い。
  • 165/65R15(15インチアップ仕様):社外ホイールと組み合わせてアーバンオフロードスタイルを演出する定番。偏平率が下がるためハンドリングのダイレクト感が増すが、乗り心地の硬さはやや際立つ。

もう一つの注意点は「ロードインデックス(負荷能力)」である。商用車であるプロボックスは、最大積載量(2WD:400kg / 4WD:350kg)に耐えうるタイヤを履くことが法的に義務付けられている。乗用車規格(乗用車用ラジアル)のタイヤを履かせると、負荷能力不足とみなされて車検を門前払いされるリスクがある。オープンカントリーをはじめとするオフロードタイヤを選ぶ際は、必ず「JATMA規格のバン・小型トラック用規格(LT表記、8PR、または荷重指数88/86N等)」に合致しているかを確認しなければならない。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。