初期症状を放置した結果、最も多くの患者がパニックに陥るのが「顔面浮腫(がんめんふしゅ)」です。頭皮には皮下組織が少ないため、生じた強い炎症と組織液は重力に従って下方へと移動します。染毛から2〜3日後、額からまぶた、頬へと腫れが広がり、「両目が開けられないほどパンパンに腫れ上がる」「耳から黄色い浸出液が止まらない」という危機的状況に陥ります。
こうした事態に直面した際のジアミンアレルギー顔の腫れ対処法として、絶対にしてはならないのが「熱いお湯での洗髪」や「自己判断による市販ステロイド外用薬の広範囲塗布」です。熱や摩擦は局所の血流を促し、毛細血管からの滲出を加速させます。まずは濡らした冷タオルや保冷剤(タオルに包んだもの)で患部を鎮静させ、直ちに医療機関へ向かってください。
迷わず判断するためのジアミンアレルギー皮膚科受診の目安は以下の通りです。
- 痒みや赤みが48時間以上継続、あるいは日増しに悪化している
- 頭皮を触るとジュクジュクした浸出液や出血がある
- 耳の後ろ、額、首筋、まぶたなど、毛髪部以外の皮膚に赤みや腫れが波及した
- 頭皮全体が熱を持ち、リンパ節(首や耳の付け根)が痛む
さらに極めて稀ではあるものの、重篤な即時型アレルギーとしてアナフィラキシーショック初期症状まとめに挙げられる「息苦しさ」「喉の締め付け感」「冷汗・めまい」「急激な血圧低下」が現れた場合は、一刻の猶予も許されません。即座に救急搬送を要請する必要があります。