ネット上のチュートリアルを見て「難しそう」と敬遠していた方にこそ試してほしいのが、結び目を作らずに交差させるだけのマフラーのリボン巻き簡単な結び方です。一般的な蝶々結びを厚手のマフラーで再現しようとすると、生地が何層にも重なり、首元が窮屈に詰まって見えてしまいます。プロが現場で実践する裏技は、あらかじめ「受け皿」となるループを仕込む方法です。
この手順を踏めば、不器用でもできるマフラーリボン巻きが朝の忙しい時間でも手早く仕上がります。
- 左右の比率を「1:2」にして首にかける:まずマフラーを首にかけ、片方を鎖骨あたり(短め)、もう片方を腰あたり(長め)に配置します。最初から均等にかけるとリボンの羽根が作れなくなるため、この長短の差が成否を分けます。
- 長い方を首にひと巻きし、輪を作る:長い方をぐるりと一周巻きつけます。このとき、首元の輪を首に密着させず、手のひら一枚分が入る程度のゆとりを残すのがポイントです。
- 首元の輪の内側から「輪っか」を引き出す:首に巻いた輪の下から手を差し入れ、長い方のマフラーの中間をつかんで上へ5cmほど引き上げ、小さなループ(輪っか)を作ります。
- 短い方の端をループに通して広げる:反対側に残っていた短い方の端を、ステップ3で作ったループに横から通します。最後に通した先端をふんわりと左右に広げれば、綺麗なリボンの羽根が完成します。
通常の結び方と違って結び目が圧迫されないため、ウールやカシミヤの風合いを潰さず、空気を含んだような愛らしいシルエットが一瞬で手に入ります。