ブームの熱狂の裏で、消費者が見落としがちな深刻な落とし穴も存在します。それが「古着市場における投機的バブル」と「ネット通販での非公式ブートレグ品(海賊版)」の問題です。
現在、1990年代中盤から2000年代にかけて公開された劇場版初期作品(『ヘンダーランドの大冒険』『暗黒タマタマ大追跡』など)の当時物プロモーションTシャツは、海外のヴィンテージTシャツコレクターの標的となっており、古着専門店やオークションサイトで5万円から10万円前後の値がつく事例が報告されています。しかし、これに便乗して近年の安価な古着に後からプリントを施した偽造品や、海外製のリプリント品が「当時物ヴィンテージ」と偽ってフリマアプリ等に大量に出回っている実態があります。
また、大手通販プラットフォームで格安出品されている並行輸入品の中には、権利元である株式会社双葉社やシンエイ動画の許諾番号(コピーライト表記)が存在しない粗悪な無許諾品も混在しています。生地が透けるほど薄い、一度の洗濯で首回りが伸びプリントが剥がれるといったトラブルが後を絶ちません。
確実なクオリティと正当な権利関係を担保するためには、公式オンラインショップ(アクションデパートオンライン)や、映画公式ショップ「シネマパレード」、大手量販店などの正規ライセンス品を購入することが何よりも重要です。公式オンラインショップ 限定Tシャツ詳細まとめなどを参照し、ライセンス表記の有無を必ず確認する自衛策が求められます。