子供のいない人生における最大のメリットは、時間的・経済的な自由度の高さです。教育費や養育費にかかる莫大な支出(子供1人あたり数千万円規模)が発生しないため、自己投資や旅行、住環境の充実に資金を回すことができます。急な残業やキャリアチェンジ、移住などの決断もパートナー間の合意だけでスムーズに行える柔軟性は大きな魅力です。
対するデメリットとして挙げられるのは、年齢を重ねるにつれて生じるコミュニティの希薄化です。学校行事や地域の子ども会といった自然発生的なつながりがないため、自ら意識して人間関係を作らなければ、退職後に社会から孤立してしまうリスクを抱えています。
また、病気や要介護状態になった際に「頼れる肉親が配偶者しかいない」という心理的負担も無視できません。どちらか一方が倒れた際の共倒れリスクを避けるため、早いうちから民間の支援サービスや地域のセーフティネットを把握しておく必要があります。