現在の幸せな家庭を築く前、山口もえは一度の苦い離婚を経験しています。2005年11月、ITベンチャー「ゼNumberOf(旧アクシブドットコム)」の創業者であり、青年実業家として注目を集めていた尾関茂雄氏と結婚。当時は「セレブ婚」としてワイドショーを大きく賑わせました。
結婚後は2子に恵まれたものの、次第に元夫のビジネス方針や金銭感覚に狂いが生じ始めます。尾関氏が沖縄への移住や会員制バーの経営など事業を多角化させる過程で、夫婦間の生活リズムや子育てに対する価値観のズレが決定的なものとなっていきました。
決定打となったのは、2011年に元夫が経営する六本木のクラブが無許可営業(風営法違反容疑)で摘発・逮捕された事件でした。子どもたちの将来と安全を守るため、山口は苦渋の決断を下し、2011年8月に離婚が成立。幼子を抱えてシングルマザーとして生き抜く覚悟を決めたこの時期の苦難が、現在の彼女の芯の強さを形作っています。