「桜ういろう」が行っていた発信は、単なる政治主張や政策批判の域を遥かに超えていた。特定の研究者や言論人、さらには特定の民族や思想を持つ人々を標的に定め、侮辱的な用語や根拠のない噂話を拡散し続けた。ターゲットとされた人物の中には、日常的な嫌がらせや名誉毀損に苦しみ、精神的な追い込みをかけられた者も少なくない。
インターネット上のネット誹謗中傷は、匿名性の盾があることで容易にエスカレートする。加害者は「正義の制裁」を行っているという錯覚に陥りやすく、罪悪感が麻痺していく。「桜ういろう」の場合、自身のジャーナリストとしての知見や裏情報を匂わせることで説得力を装い、より悪質なフォロワーの攻撃的な反応を煽る構造を作り上げていた点が極めて悪質であった。