2000年代後半のガラケー時代に発祥し、スマートフォン全盛の現在まで息の長い広がりを見せているのが、「美輪明宏の画像を待ち受けにすると運気が上がる」という都市伝説です。ネット掲示板やSNSでは、次のような体験談が定期的に拡散されています。
「黄色の衣装の画像を待ち受けにした翌週に臨時収入が入った」「ピンクの衣装の写真に変えたら復縁に成功した」――。一般に流通している画像のパターンと噂されるご利益は、明確に棲み分けられています。
- 金色・黄色の衣装(金運画像):宝くじ当せん、昇給、臨時収入、商売繁盛
- ピンク・紫の衣装(恋愛運画像):良縁成就、恋愛成就、対人関係の改善
- 青・白の衣装(健康・厄除け):体調回復、精神安定、トラブルの回避
ネット上の口コミ調査や知恵袋、SNSの投稿データを分析すると、こうした現象の背景には脳科学・心理学的なプライミング効果(先行刺激が無意識の行動に影響を与える現象)とカラーバス効果が働いていることが分かります。常に鮮やかな黄金色や慈愛に満ちた表情の美輪氏を画面で目撃することにより、無意識下で「お金に感謝する意識」や「丁寧な言葉遣い」が喚起され、本人の積極的な行動を引き出している側面が見逃せません。