ベランダという限られた平面積でスイカを育てる場合、ツルを地這いさせるスペースはありません。そこで導入すべきが、空中栽培 ネット 支柱立ての技法です。
空中栽培とは、園芸支柱(太さ16〜20mm・長さ180cm以上)をプランターの四隅に立てて上部を結束バンドで固定し(合掌式またはタワー式)、その外周にきゅうりネットや防鳥ネットを張ってツルを垂直方向に誘引する方法です。
立体化することには3つの絶大なメリットがあります。
- 受光効率の劇的な向上:すべての葉に均等に太陽光が当たり、光合成効率が最大化される。
- 通気性の確保:葉が重なり合わないため湿気がこもらず、病気の発生率を大幅に低減。
- 省スペース性:わずか幅60cm・奥行き40cmのフットプリントで完結する。
果実がテニスボール大(直径7〜8cm程度)まで肥大したら、果実の重みでツルが折れたり実が落下したりするのを防ぐため、台所用の水切りネットやメッシュ状の玉ねぎ袋を使って実を包み、支柱のしっかりした骨組みに吊り下げて固定(ハンモック方式)します。このひと手間を怠ると、肥大期に自重でツルが千切れるという悲劇に見舞われることになります。