小池百合子氏の若い頃を振り返る上で欠かせないのが、エジプト・カイロ大学への留学時代です。彼女は1974年、当時21歳(大学2年生)のときに、同じくカイロ大学文学部でアラビア語を学んでいた3歳年上の日本人留学生と学生結婚を果たしています。
当時の様子について小池氏は、過去の自著や回想録の中で「異国の地で助け合ううちに自然と惹かれ合った」という趣旨を語っています。しかし、この婚姻生活は長くは続きませんでした。結婚から約3年後の1977年、元夫がサウジアラビアでの就職を決意し、小池氏に同行を求めたことが大きな岐路となります。
夫に従って現地の家庭に入るか、カイロに残って自らの学業と目標を全うするか。激しい葛藤の末、小池氏はカイロに留まり大学を卒業する道を選び、離婚を決断しました。夫の現在については、一般人として民間企業等で独自のキャリアを歩んでおり、公の場に登場することはありません。小池氏は以後、半世紀近くにわたり再婚することなく、独身を維持し続けています。