報道当時の熱量は、現在のSNS時代とはまた異なる凄まじいものがありました。2005年4月の連泊報道が出た翌日、大手掲示板「2ちゃんねる」では関連スレッドが数十本乱立し、サーバーが一時ダウンするほどのアクセスが集中しました。
当時のファンの反応は大きく二つに分かれていました。一つは「リーダーになったばかりなのに無責任だ」という失望の声。もう一つは「嘘をついてファンを騙すのではなく、自ら責任を取って辞任した姿勢は潔い」と評価する声です。
脱退直後に現場で行われた取材では、矢口さんが憔悴しながらも背筋を伸ばし、関係者一人ひとりに対して深く頭を下げていた姿が目撃されています。当時のモーニング娘。はまさに国民的象徴であり、リーダーという重責は20代前半の女性が背負うにはあまりにも過酷なものでした。
ファンコミュニティの声を検証しても、脱退直後は批判に晒されたものの、その後のバラエティ番組で飾らない本音を語り、泥臭く再起を図った矢口さんの姿に次第に共感が集まっていったことが確認できます。