人体最強の腸骨大腿靭帯とは?股関節の痛みと硬さを防ぐ最新ケア

人体最強の腸骨大腿靭帯とは?股関節の痛みと硬さを防ぐ最新ケア

人体最強の腸骨大腿靭帯とは?股関節の痛みと硬さを防ぐ最新ケアについての真相をご紹介します。

骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と大腿骨をつなぐ股関節の周囲には、関節を安定させるために強力な関節包および靭帯群が配置されています。その中でも関節包の前面を覆う腸骨大腿靭帯は、アメリカの外科医ヘンリー・ジェイコブ・ビッグローにちなんで「ビッグロー靭帯(Bigelow ligament)」とも呼ばれ、アルファベットの「Y」を逆さにしたような形状をしているのが特徴です。

解剖学的には下前腸骨棘(AIIX)付近から起始し、大腿骨の転子間線へと扇状に広がって付着します。上部(横走部)と下部(縦走部)の2つの線維束に分かれており、その強度は約350kgの引っ張り力に耐えうると計測されるほどです。この強靭さによって、人間が二足歩行で直立した際に上半身が後方へ倒れ込むのを骨格レベルで防ぎ、筋力だけに依存しない省エネな立位姿勢を可能にしています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。