「この不調はいつ終わるのか」という先の見えない不安自体が、自律神経をさらに緊張させる悪循環を生みます。快方に向かうプロセスには一定の段階が存在します。
一般的に、セルフケアや生活習慣の改善を始めてから効果を実感するまでの目安期間はおよそ1ヶ月から3ヶ月です。回復の経緯は直線的な右肩上がりではなく、三進二退の波を描きながら進みます。
【第1段階:急性休息期(1〜2週間)】
ツボ押しや呼吸法を始めることで、一時的に体がどっと重くなったり、眠気を感じたりします。これは長期間張り詰めていた交感神経の緊張が解け、副交感神経が急激にリバウンドを起こしている「好転の兆候」です。無理に活動せず、体を休めることに専念します。
【第2段階:揺らぎ期(3〜6週間)】
「昨日は調子が良かったのに、今日はまた動悸がする」といった日内変動や気圧変動によるブレが起きます。ここで「治っていない」と絶望せず、良い状態の波が少しずつ長くなっている点に目を向けるのがポイントです。
【第3段階:安定定着期(2〜3ヶ月以降)】
天候の崩れや仕事のプレッシャーがあっても、心身の揺らぎが小さくなり、不調を感じてもツボ押しなどで自分でコントロールできるようになります。ここまでくれば、神経伝達のバランスは本来の柔軟性を取り戻しています。