業界二大巨頭である「doda転職フェア」と「マイナビ転職フェア」の現場では、どのような光景が繰り広げられているのか。参加者のリアルな口コミを分析すると、会場内の極端な二極化が浮き彫りになる。
大手著名企業や有名IT企業のブース前には、説明を聞くために40分〜60分待ちの長蛇の列ができる。ようやく座席を確保できても、聞かされる内容はコーポレートサイトの採用情報と大差ないスライド説明であることも珍しくない。これに対し、知名度の低い中堅・中小企業ブースでは、リクルーターが通路に出て必死に呼び込みを行っている。
しかし、利用者の間で評価が高い「隠れたメリット」も確実に存在する。大手ポータルのフェアでは、プロのキャリアアドバイザーに無料で転職相談ができる特設コーナーや、履歴書添削、キャリア形成セミナーが併設されている点だ。2026年時点のユーザーフィードバックでも、「ブース訪問よりも、第三者のキャリアカウンセラーに市場価値を査定してもらった時間の方が圧倒的に有益だった」という声が多数挙がっている。企業ブースだけを目当てにせず、会場全体の設備を使い倒す姿勢があれば、得られるリターンは跳ね上がる。