職場などで仕事中に怒られると泣くというシチュエーションに悩むビジネスパーソンは非常に多く存在します。この状態の根底にあるのは、悲嘆ではなく悔し泣きの心理です。
「自分の意図が正しく伝わらない」「言いたい反論はあるのに言葉がまとまらない」「相手の理不尽な物言いに納得がいかない」といった葛藤が瞬間的に衝突すると、感情の行き場が失われます。言葉によるアウトプットが間に合わない焦燥感が感情の圧力を一気に高め、涙腺を刺激する引き金となります。
単に「涙腺が弱い原因は自分がメンタル的に幼いからだ」と自分を責めてしまう人もいますが、実際には「真面目に物事を受け止め、適切に対処しようとする責任感の強さ」の裏返しでもあります。真剣に向き合っているからこそ感情のエネルギーが大きくなり、溢れ出すのです。