SNSや知恵袋などのコミュニティで長年議論されている「いくらマスターロールをしても、とろみ素材やオーバーサイズだと落ちてくる」という切実な声。この課題に対して現場のスタイリストが撮影現場で日常的に使用しているのが、ヘアゴムや輪ゴムを用いたインビジブル・タックイン法です。
「シャツに輪ゴムを使うと血が止まりそう」「見た目が安っぽくならないか」という懸念がありますが、正しい手順を踏めば外からは100%見えず、締め付け感もゼロに抑えることが可能です。
【輪ゴム・アームバンドを不可視化する装着テクニック】
用意するのは、手首を通しても痛くない程度の伸縮性を持つ「細身のモビロンゴム(百円均一やドラッグストアで入手可能な透明または黒のヘアゴム)」です。
まずシャツの袖を伸ばした状態でゴムを手首から通し、肘下約5cmの位置にセットします。続いて、袖口をたくし上げてゴムの上から生地をたるませ、ゴム自体をすっぽり隠すように生地を外側へ覆い被せます。このとき、生地を完全に折り畳むのではなく、ふんわりとブラウジング(たわませる)させるのがポイントです。
この手法であれば、生地そのものに鋭角な折り目をつけないため、夕方にジャケットを羽織り直す際も、嫌な横ジワが一切残りません。オフィスの引き出しに目立たない細ゴムを2本常備しておくだけで、日中のストレスはほぼ完璧にゼロへと抑え込まれます。