東京ドームの2階コンコース上部に位置する40番代ゲートの座席や、京セラドーム大阪の5階席に足を踏み入れると、まずその圧倒的な高低差と傾斜に驚かされる。肉眼で捉えるステージ上のアーティストは親指大ほどのサイズに映り、表情まで判別するのは至難の業だ。
音響面でもドーム会場特有の課題が存在する。巨大な空間ゆえにスピーカーからの音が遅れて届いたり、天井の構造物に反射して残響音が重なったりする現象が起きやすい。特に重低音のズレやMCの聞き取りにくさを感じることがあるため、あらかじめ会場の音響特性を理解しておくことがストレスのない観賞につながる。