大浴場の中で特に人気を集めているのが、微細な泡が全身を包み込む高濃度炭酸泉だ。体表の毛細血管を広げて血行を促し、ぬるめの温度設定でありながら身体の奥深くまで温めてくれる。専門的な視点を持つ温泉療法士も「ぬる湯での長時間の入浴は、副交感神経を優位にし、自律神経の乱れを整えるために極めて有効だ」と推奨する。
そして、サウナ愛好家たちを虜にして離さないのが本格的なロウリュサウナである。定期的に実施されるアロマ水の蒸気と心地よい熱風の演出によって、一気に発汗が促される。熱せられた身体を冷水風呂で引き締め、澄み切った空気の中で外気浴チェアーに身を委ねれば、広大な空の下で究極の「ととのい」が訪れる。