国内トップシェアを誇るサンゲツやリリカラの壁紙カタログは、見ているだけで高揚感に包まれる。例えば「サンゲツ FINE」や「リリカラ V-WALL」には、流行を意識したハイセンスな柄やテクスチャーが豊富に揃っている。近年根強い人気を誇る北欧インテリアを目指して、優しげなグレージュやスモーキーブルーをアクセントに選ぶ人も多い。
だが、ここに大きな落とし穴が存在する。北欧風の淡いニュアンスカラーは、ベースとなる白い壁紙とのコントラストが弱すぎると「単なる汚れ」や「日焼け」に見えてしまうのだ。くすみカラーを取り入れる際は、白地との明度差をしっかりと設けるか、織り感のある立体的なテクスチャーを選ぶ工夫が求められる。