オウム真理教の首謀者である松本智津夫元死刑囚の死刑執行日は、2018年(平成30年)7月6日です。早朝から全国の報道各社が一斉に速報を打ち、日本中に大きな衝撃が走りました。
法務省の命令に基づき、東京拘置所で死刑執行が行われたのは同日午前のことです。地下鉄サリン事件から23年、教祖逮捕から実に23年以上の歳月を経ての刑執行となりました。同日には麻原だけでなく、井上嘉浩、早川紀代秀、中川智正など教団幹部6名も各地の拘置所で刑に処され、わずか1日で計7名の命が絶たれるという異例の事態となりました。
当時の上川陽子法相が発令したこの執行命令は、平成の終焉を翌年(2019年改元)に控え、一連のオウム事件に司法上の区切りをつける極めて重大な決断であったと記録されています。