新品の瓶や、密閉度が高すぎてビクともしない瓶に対して最も劇的な効果を発揮するのが、「密閉を解除して空気を入れる」テクニックです。
用意するのは金属製のディナースプーン1本のみです。蓋の縁(フチ)とガラス瓶の隙間にスプーンの先端を差し込み、テコの原理でクッと持ち上げるように少しだけ隙間を作ります。「パコッ」あるいは「シュッ」という小さな音がして瓶内に空気が入れば成功の合図です。内圧と外気圧が等しくなった瞬間、それまでの硬さが嘘のように軽い力で回るようになります。スプーンの代わりにバターナイフの背を使うことも可能です。
もう一つの定番が「瓶の底を叩く」裏ワザです。瓶を逆さまにして持ち、手の平の付け根(手掌部)で底の中心を数回ポンポンと強めに叩きます。これにより瓶内の液体が動き、一時的に蓋の裏側に圧力がかかることで密閉がわずかに緩みます。手の平が痛い場合は、折りたたんだタオルの上に逆さにして軽く打ち付けるのも効果的です。