テレビ中継や球場のスタンドから、投手が投じた球種をリアルタイムで見分けるポイントは「打者の反応」と「ボールの残像」にあります。
フォーシームの場合、投手の指先から放たれたボールの縫い目が高速回転によって均一な赤い同心円状のラインを描いて見えます。また、打者が高めのボールに対して明らかにバットの下を振って空振りしたり、差し込まれてファウルチップになったりするシーンは、典型的な高品質フォーシームの証拠です。
一方、打者の手元で急激に小さく沈んで内野ゴロになる球や、右投手が左打者のインコースへ食い込ませる球はツーシームであることが大半です。中継画面に表示される球速差(フォーシームより2〜4km/h程度遅い)に注目すると、より精度の高いプロ野球の球種見分け方が身につきます。