「無量大数より上の単位は存在するのか」という疑問を持つ人は少なくありません。現行の日本語の算術表としては無量大数が上限とされていますが、仏典『華厳経(けごんきょう)』や現代数学の世界には、それを遥かに凌駕する超巨大数が存在します。
華厳経に記された最大の単位は「不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)」と呼ばれ、その大きさは約10の37澗(約103.7×1037)乗という、宇宙に存在する原子の総数(約1080個)を完全に置き去りにする異次元の数です。
さらに現代数学では、アメリカの数学者が考案した「グーゴル(10100)」や「グーゴルプレックス(10のグーゴル乗)」、数学の証明で使われた最大の数としてギネス記録にも載った「グラハム数」など、思考実験から生まれた巨大数が存在します。