フッ素の危険性を懸念する声の中で、急性中毒と並んでよく挙げられるのが「斑状歯(はんじょうし/歯のフッ素症)」のリスクです。
斑状歯とは、歯のエナメル質が形成される乳幼児期(特に生後数ヶ月〜6歳頃)に、フッ素を長期間にわたって過剰摂取し続けることで、歯の表面に白い斑点(ホワイトスポット)や茶色い縞模様が現れるエナメル質形成不全の症状です。
これは毎日飲む水道水に高濃度のフッ素が含まれている地域などで見られる慢性毒性の一種であり、歯科医院で3〜6ヶ月に1回受ける定期的なフッ素塗布が原因で斑状歯になることは考えにくいとされています。適正なインターバルを守って施術を受ける限り、副作用として歯の審美性が損なわれるリスクは極めて低いと言えます。