作品を語る上で絶対に外せないのが、物語の舞台となった埼玉県秩父市の存在だ。アニメ版のファンのみならず、実写ドラマ版を観て秩父の美しい景観に魅了された人々が、今もなお足を運び続けている。
劇中に登場する旧秩父橋や、超平和バスターズが集う「秘密基地」のモチーフとなったロケーションは、作中のせつなくも温かい雰囲気をそのままに留めている。地元自治体や商店街の温かい協力もあり、秩父市全体が作品への愛を保持し続けている点も特筆すべきだ。四季折々の自然が織りなす秩父の風景の中で佇むと、風の音の向かにめんまたちの歓声が聞こえてくるかのような特別な感覚に包まれる。