野口さんの本名と暗い性格の真相|ちびまる子ちゃん衝撃の裏設定

野口さんの本名と暗い性格の真相|ちびまる子ちゃん衝撃の裏設定

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無口で陰気というパブリックイメージの裏で、野口笑子という人間のコアを形作っているのが「求道者レベルのお笑いへの情熱」です。このお笑い好きの真相には、同居する祖父・野口茂男(しげお)の英才教育が存在します。

茂男は飄々としたユーモア溢れる老人で、まる子の祖父・友蔵とも意気投合する間柄です。家庭内で孤立しがちな笑子にとって、茂男はお笑いのレコードを聴き比べ、落語や漫才の面白さを対等に語り合える唯一無二の理解者でした。笑子が放つシュールで切れ味鋭いツッコミや、芸人のマニアックなネタに対する該博な知識は、すべて祖父との濃密な対話から育まれたものです。

そんな野口さんの将来の夢は、単に「お笑いを見るのが好き」という受動的な領域にとどまりません。劇中のエピソードでは、まる子と共にお笑いコンビ(あるいはトリオ)を結成する妄想を膨らませたり、自らネタ帳を執筆したりする描写が存在します。公式設定やスピンオフ展開で言及される彼女の将来設計は、「お笑い芸人」または番組を手掛ける「放送作家・構成作家」という極めて能動的かつクリエイティブなものです。

「くだらない日常を笑いに変える」という意志は、まる子との会話で見せる珠玉の名言にも現れています。

「知ってるね、お前」「人生、面白いことばかりじゃないよ。だから面白いものを探すのさ」――ボソリと語られる言葉の節々には、どんな苦境にあってもユーモアを武器に生き抜こうとする、小学生離れしたプラグマティズムが宿っています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。