ネット上の掲示板やSNS、子育てコミュニティで交わされるリアルな証言を精査すると、パンフレットには記されていない生々しい体験談が浮き彫りになります。
日本橋水天宮に参拝した利用者からは、近代建築ならではの快適性を称賛する声が目立ちます。「真夏のお宮参りだったが、地下駐車場から社殿、待合室、授乳室まで一度も外気温に触れずに移動できた」「調乳用温水器やおむつ替え台が清潔で、産後間もない体にはありがたかった」という評価は、現代の都市型神社として最高峰の評価を得ています。一方で、混雑の凄まじさを悔やむ声も絶えません。とある利用者の手記には「土曜日の大安・戌の日に訪れたところ、受付まで40分、待合室で50分待ち。つわりがぶり返し、祈祷中は意識が朦朧としていた。夫とは別室に分けられ、心細かった」という切実な告白が残されています。
対する赤坂日枝神社の参拝者からは、厳粛な空気感と家族の一体感を評価する声が多数を占めます。「両家の両親を招いてのお宮参りだったが、全員で並んで玉串拝礼を行うことができ、親孝行になった」「山王鳥居のエスカレーターのおかげで、足腰の弱い祖母も無理なく本殿まで上がれた」といった安心感が支持を集めています。ただし、「境内が広いため、雨の日や冬場は本殿前の移動で吹きさらしになり、赤ちゃんの体温管理に神経を使った」という屋外空間ならではの留意点も報告されています。