「古希は何歳で祝うのが正解か」という問いに対して、結論から言えば現代では「満年齢70歳」の誕生日を迎えるタイミングで祝うケースが全体の8割以上を占めています。
古希(70歳)をはじめとする日本の伝統的な長寿祝いは、生まれた日を1歳とし、元日を迎えるたびに年を重ねる「数え年」で行うのが本来の習わしでした。しかし、昭和25年(1950年)に施行された「年齢の計算に関する法律」以降、社会全体が満年齢へと移行したことで、長寿祝いも満年齢で行う家庭が標準化しています。
2026年(令和8年)に古希を迎える対象者の生まれ年は以下の通りです。
- 満年齢で祝う場合(主流):1956年(昭和31年)生まれ(2026年中に70歳の誕生日を迎える方)
- 数え年で祝う場合(伝統重視):1957年(昭和32年)生まれ(2026年中に満69歳になる方)
地域ごとの風習や菩提寺の行事、家元のしきたりなどでは現在も数え年を基準にする場面が見られます。祝う側が独断で決めるのではなく、主役となる本人の意向や地域の慣例を事前に確認しておく配慮がトラブルを防ぐ第一歩です。