大会公式の千葉シティトライアスロン コースマップを確認すると、競技エリアは大きく3つのセクションに分かれています。各パートの環境特性を把握することが、タイム短縮と事故防止の第一歩です。
【スイム会場(いなげの浜)】
リニューアル工事によってオーストラリア産ホワイトビーチが敷設された「いなげの浜」の沖合を周回します。遠浅で波が立ちにくく、人工突堤に囲まれているため潮の流れは比較的穏やかです。懸念されがちなスイム会場水質についても、千葉市および実行委員会による事前検査基準をクリアした状態で開催されます。透明度は日によって変動するものの、浮力のあるウェットスーツ着用義務によりパニックリスクは抑えられます。
【バイクコース(海浜大通り特設周回)】
公園前を走る片側2車線の海浜大通りを完全通行止めにした周回コースです。路面コンディションは極めて良好で、テクニカルな急コーナーが少ないため、スピードに乗りやすいレイアウトです。ただし、東京湾からの「強い海風」が吹き抜ける時間帯があり、往路が追い風・復路が強烈な向かい風になるなど、同じコース内でパワー配分の調整が求められます。
【ランコース(稲毛海浜公園内グリーンベルト)】
松林が広がる公園内の舗装路とシーサイドプロムナードを巡る周回レイアウト。沿道にはボランティアスタッフや家族連れが集まり、終始温かい声援を受けながら走れるのが大きな魅力です。木陰エリアがある一方で、海沿いストレートは直射日光を受けやすいため、エイドステーションごとの給水と首筋の冷却が必須となります。