彼の芸術家としてのキャリアを語るうえで、明石家さんまの存在を外すことはできない。テレビタレントとして吉本興業で活躍していた時代、オークション番組の企画で絵を描いたことがすべての始まりだった。その絵に込められた計り知れない才能をいち早く見抜いたのがさんまであり、「お前は絵を描け」という言葉が彼をアートの世界へと本格的に押し出した。
吉本興業という芸能の現場から、スペインやイタリアへと渡り、現地で泥臭くキャンバスに向かい続けた日々。お笑い芸人としての知名度に甘んじることなく、一人の画家として孤独と向き合い続けた軌跡が、今の世界的な評価へと結びついている。