印税とは?仕組みと相場・計算方法から一攫千金のリアルまで徹底解説

印税とは?仕組みと相場・計算方法から一攫千金のリアルまで徹底解説

印税とは?仕組みと相場・計算方法から一攫千金のリアルまで徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

ネット上の言説で最も誤解されがちなのが、「実売印税」と「発行印税」の相違点です。

かつての出版業界では、印刷した冊数すべてに対して印税を支払う「発行印税(刷り部数連動)」が常識でした。この方式であれば、書店で売れ残って返本されても、著者は刷られた部数分の印税を満額受け取ることができます。

しかし、出版不況と返品率の高止まりに伴い、近年の中堅・小規模出版社や専門書版元を中心に「実売印税(実際に売れた冊数のみに支払う方式)」を出版契約書に盛り込む事例が増加しています。実売印税の場合、半年〜1年ごとの実売集計に基づき後払いで支払われるため、「本が出版されたのに、売れ行きが鈍く数万円しか振り込まれなかった」というケースが日常茶飯事となっています。契約書を取り交わす際には、印税支払いの基準がどちらになっているかの確認が必須です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。