女優として名実ともに頂点を極めていた1992年、桜田淳子のプライベートは週刊誌やワイドショーを中心とするメディアの最大の標的となりました。世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)の合同結婚式への参加を公表し、一般男性との結婚を発表した出来事は、日本中に凄まじい衝撃を与えました。
この騒動以降、彼女は事実上の芸能活動休止へと追い込まれます。過熱するマスコミ報道から距離を置き、長年にわたり主婦として子育てに専念する日々が続きました。
沈黙を破ったのは2013年11月、デビュー40周年を記念したファン感謝イベントでした。実に約20年ぶりに公の場に姿を現し、変わらぬ歌声と笑顔を披露したことは大きなニュースとなりました。その後、2017年のデビュー45周年記念ライブや、2018年のオリジナルアルバム『マイ・アイ・ラブ・ユー』のリリースなど、単発的な音楽活動が実現するたびにメディアは「完全復帰か」と大きく報じています。