「香りが良いシャンプーを選んでも、昼過ぎには消えてしまう」という悩みは後を絶たない。プロの美容師たちが成分表とキューティクルの密着度を分析したところ、夕方まで香水のように香りが持続するボトルには明確な共通点が存在していた。
秘密は、香料そのものの配合バランスと、髪内部の水分・脂質バランスの保持力にある。傷んでスカスカになった髪は香気成分を留めておけず、あっという間に揮発させてしまう。髪の深部まで浸透する補修成分がベースにあるからこそ、トップノートからラストノートへと移り変わる繊細な香調設計が本来のポテンシャルを発揮する。ドラッグストアで手に入る身近なアイテムであっても、成分設計が優れた名品は、夕方のふとした瞬間に上質な余韻を周囲に残すことができる。