キングダム昌平君の裏切りと史実の結末!楚王即位の真相と蒙武との絆

キングダム昌平君の裏切りと史実の結末!楚王即位の真相と蒙武との絆

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昌平君の出生における最大の鍵は、彼が「楚の公子(王族)」であるという血脈にあります。父は楚の考烈王であり、かつて秦へ人質として送られていた時期に生まれた子どもが昌平君でした。楚の宰相・春申君の策謀によって父が楚へ脱出した後も秦国内に留まり、異国の地で類まれな才能を開花させていきます。

頭角を現した彼は、秦の実力者・呂不韋に見出され、権力基盤を支える軍事の要として「呂不韋四柱」の筆頭に抜擢されました。長らく呂不韋陣営の主力として政敵を圧迫していた昌平君ですが、紀元前238年の「嫪毐(ろうあい)の乱」を機に大きな転機を迎えます。嬴政が掲げる「法による中華統一」という壮大な vision に心を動かされ、反乱鎮圧の土壇場で呂不韋を完全に決別。自らの軍を率いて咸陽を守り抜きました。

政権交代を果たした後は、秦国の最高官職である右丞相と軍総司令を兼任。内政と軍事の最高権力を一手に掌握し、六国制覇に向けた緻密な長期戦略を次々と打ち出す国家の心臓部として機能していきます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。