単なる「強さ」だけでなく、己の信念を貫く生き様がキャラクターの魅力を何倍にも跳ね上げている。アマゾン・リリーの皇帝であるボア・ハンコックは、天竜人の奴隷という過酷な過去を持ちながらも、王下七武海の一角として君臨した。ルフィへの一途な情熱と、国家を守るための冷徹な判断力が同居する姿は唯一無二だ。
ワノ国編で鮮烈な印象を残したヤマトもまた、従来のヒロイン像を打ち破るシンボリックな存在である。実父カイドウによる長年の支配を拒絶し、己の自由とワノ国の開国のために戦った姿は、世界中のファンの心を掴んだ。世界規模の混迷が深まる最終章において、ハンコックやヤマトが今後どのような局面で再登場するのか、期待は高まるばかりだ。