実際に日高市で暮らす住民や、定期的に観光で訪れる人々の生の声を取材・調査すると、この街が持つ独自の魅力と現実的な課題が浮き彫りになります。
都内から日高市へ移住した30代の夫婦は、次のように語っています。
「以前は都内のマンションで窮屈な生活を送っていましたが、日高市に庭付き一戸建てを購入してから生活が一変しました。子どもが庭で思い切りプール遊びをしたり、週末に巾着田へ散歩に出かけたりする日常は何物にも代えられません。完全出社から週1回の出社に切り替わったことで、通勤の負担もまったく感じなくなりました」
一方で、地元で生まれ育った20代の住民からは次のような現実的な指摘もあります。
「日高市は自然が豊かで空気が澄んでいる大好きな街ですが、若者向けの大型ショッピングモールや夜遅くまで営業している飲食店は少ないです。服を買ったり遊んだりするときは、車で川越や入間、所沢まで出るのが当たり前。その移動を楽しめるかどうかが、この街での暮らしに馴染めるかの分かれ目だと思います」
このように、都会的な商業施設の集積を求める層には物足りなさがあるものの、自然環境や住環境のゆとりを第一に考える層からは極めて高い満足度を得ていることがわかります。