日本テレビ入社当時、彼女の周囲には常に好奇の視線がつきまとっていました。しかし、実際に現場で彼女と机を並べていた同僚や、事件取材の現場で競合した他社記者の証言からは、ネット上で囁かれた「特別扱い」とは正反対の泥臭い姿が浮かび上がってきます。
「櫻井さんが現場に来た当初、名門官僚の娘でトップアイドルの妹ということで、周囲は扱いに腫れ物を触るような緊張感を持っていました。しかし、本人は誰よりも腰が低く、雨の日の張り込みや警察幹部の自宅前での早朝待機も一切嫌がらずにこなしていました。決して兄の名前を口にすることはなく、一人の報道人として信頼を勝ち得ていた」(大手キー局社会部記者取材メモ)
成城学園の初等学校から大学まで成城で育った彼女は、育ちの良さを感じさせる礼儀正しさを持ちながらも、取材対象者に対する徹底した粘り強さを見せていたといいます。特に司法記者クラブ担当時には、複雑な裁判の争点を正確に整理し、分かりやすい原稿に落とし込む構成力が高く評価されていました。この時期に培った刑事・民事裁判の現場感覚が、その後の法曹界転身への強固な礎となったことは明白です。