ラグビー芸人しんやの本名は松永 伸也(まつなが しんや)。1990年に大阪府で生まれ、学生時代は日本屈指のラグビーエリート街道を突き進んでいました。その出発点となったのが、全国屈指のスポーツ強豪校として知られる大阪桐蔭高校です。同校ラグビー部といえば花園の常連であり、しんや自身も過酷な練習環境の中で強靭なフィジカルと精神力を磨き上げました。
高校卒業後は、大学ラグビー界の絶対王者である帝京大学へ進学。当時、帝京大学ラグビー部は全国大学選手権で前人未到の9連覇を達成するなど黄金期を迎えており、部内には各世代の日本代表候補がひしめき合っていました。しんやが担当していたポジションは「プロップ(PR)」。スクラムの最前列で全体重と圧力を支え合う、まさにチームの屋台骨となる過酷なポジションです。
当時のチームメイトや関係者の証言によると、「練習の厳しさは想像を絶するものだったが、ムードメーカーとして常にチームの士気を高めていた」と振り返られています。最高峰の現場で培ったスクラムの組み方、レフリーとの独特な駆け引き、グラウンド内の臨場感こそが、後の芸風を形作る強固な土台となりました。