「凸」を語るうえで避けて通れないのが、対となる「凹(オウ)」の存在です。日常会話でも「凹凸(おうとつ)」「凸凹(でこぼこ)」とセットで用いられますが、両者の筆順規則は似ているようで明確に異なります。 両文字のスペック、部首、筆順の決定的な相違点を客観的データとして一覧表に整理しました。
を比較すると、1画目こそどちらも「左の縦棒」から入るものの、凹の書き順は上部の横から内側へ折れ曲がるストロークを採用しており、対称形のような感覚で書くことはできません。それぞれの固有パターンとして認識しておく必要があります。 また、凸の部首と読み方についても押さえておきましょう。部首は下部の器を表す「凵(うけばこ・かんのあし)」に分類されます。音読みは「トツ」、訓読みは常用外ですが「でこ」と読みます。常用漢字表への追加は2010年(平成22年)の改定時であり、比較的新しく中学校教育の枠組みに入った経緯があります。