ビジネスパーソンの間で一つのステータスとされる「年収600万円」や「年収1000万円」。30歳時点でこれらの領域に到達している層はどの程度存在するのでしょうか。
民間統計および公的データを総合すると、30歳で年収600万円以上を達成している割合は全体の約10〜15%程度に過ぎません。この層は大手上場企業で主任・係長クラスに早期昇格した社員や、急成長メガベンチャーのマネージャー層、専門職種が中心です。一般的に30代の「勝ち組ライン」と呼ばれる基準は年収600万円前後が一つの目安と見なされています。
一方、30歳で年収1000万円を達成する難易度は極めて高く、全体の1〜2%未満の狭き門です。外資系投資銀行、戦略コンサルティングファーム、総合商社の海外駐在員、あるいはインセンティブ比率が極端に高い一部の不動産営業や独立起業家などに限定されます。SNS等で見かける「30歳年収1000万超え」の投稿は、ごく一握りの特異な成功事例が可視化されているに過ぎません。