現在、ビジネスパーソンの出張手配の主流となっている「スマートEX」「エクスプレス予約」「えきねっと」などのWEB予約サービスでは、すべての操作ログがサーバー上に保存されます。
例えば、スマートEXで予約した後に領収書PDFをダウンロードし、その直後に予約をキャンセルしたとします。一見するとPDFファイルが手元に残るため、会社へそのまま提出できるように思えます。しかし、会社が法人契約(コーポレートサービス)を導入している場合、管理者のダッシュボードから「予約日時」「乗車実績」「キャンセル日時」がリアルタイムで共有されます。
また、個人名義のクレジットカードで立て替え払いを行う場合でも、近年の経理部門は領収書単体だけでなく「クレジットカードの利用明細書(Web明細)」の突合を必須とするケースが増加しています。カード決済で切符を払い戻した場合、現金で返金されることはなく、必ずカード会社経由でマイナス処理が行われます。翌月以降のカード明細に「JR東日本 払戻 -14,000円」といった記録が残るため、経理の監査プロセスで容易に不正が特定される仕組みです。