新沢としかつ作詞、中川ひろたか作曲による『にじ』は、1990年代に発表されて以来、日本の幼稚園や保育園で歌い継がれてきた。雨上がりの澄んだ空を想起させる前向きな歌詞と、口ずさみやすいメロディが特徴だ。しかし、なぜ2026年の今、再びこの曲がトレンドの最前線に浮上したのだろうか。
要因の一つは、コロナ禍を経て人と人との繋がりが見直される中、温かみのある楽曲への回帰が進んだことだ。SNS上で現役の保育士やシンガーソングライターがカバー動画を投稿し、それがTikTokやYouTubeで拡散。かつて園で歌っていたZ世代が親となり、自分の子どもと一緒に歌うサイクルが生まれている。