再集計によって都道府県別の勢力図も明確になりました。全国で最も島が多い都道府県の座を射止めたのは、長崎県です。
長崎県の島数は1,479島。壱岐、対馬、五島列島をはじめ、無数の入江と複雑な沈水海岸が広がる九十九島など、全国屈指の多島美を誇る地理的条件がそのまま数字に反映されました。2位には広大な面積と千島列島方面の付属島嶼を抱える北海道(1,473島)が僅差で続き、3位は奄美群島や大隅諸島を擁する鹿児島県(1,256島)となっています。
特筆すべきは4位に浮上した岩手県(861島)です。沖縄県(693島)を上回る結果となった背景には、三陸海岸特有の鋭利なリアス式海岸があります。荒波に削られて本土から切り離された切り立った岩礁が、周囲100mの基準をクリアして次々と「独立した島」としてカウントされた結果です。南国のサンゴ礁の島だけでなく、北の荒波が形成した岩礁群もまた、日本の海洋領土を形作る重要なピースであることが数字によって証明されました。