三浦マイルドを語る上で欠かせないのが、お笑い界でカルト的な人気を誇る「マイルド軍団」の存在です。この軍団は、彼が大阪・東京の地下ライブシーンでくすぶっていた実力派の若手芸人たちを集めて結成したユニットです。
筆頭格である金属バット(小林圭輔・友保隼平)をはじめ、すゑひろがりず、ランジャタイ、黒帯など、後に賞レースでブレイクを果たす鬼才たちが名を連ねていました。彼らは売れない極貧時代、三浦マイルドから舞台の機会を与えられ、金銭的にも精神的にも支えられた恩義を決して忘れていません。
「マイルド軍団」の絆の深さを示す象徴的なエピソードがあります。金属バットが全国区の人気者になった後も、彼らは三浦マイルドを「マイルドさん」と呼び、絶対的なリスペクトを公の場で示し続けました。三浦が広島へ移住する際も、軍団員たちは送別ライブを主催し、熱いエールを送り合っています。東京を離れた現在も、彼らが全国ツアーで広島を訪れた際には合流し、YouTubeや特番で共演するなど、損得勘定を超えた強固な信頼関係が続いています。