当時の利用者が残した膨大な口コミやSNSの投稿を分析すると、評価は明確に「感動派」と「現実派」の2つに分かれていました。
肯定的な意見の筆頭は、なんといってもデートや女子会における雰囲気の良さでした。「薄暗い照明と水音が心地よく、初デートでも会話が途切れなかった」「エレベーターを降りた瞬間に連れが歓声を上げた」という声が多く、特に20代〜30代の男女グループやカップルにとって、外さない鉄板の選択肢として機能していました。
一方で、シビアな評価を下すユーザーが指摘していたのは「料理のボリューム」と「混雑時のサービス速度」です。京都の伝統料理やおばんざいをテーマに掲げていたものの、実際のメニューは創作和食チェーンの域を出ない皿も多く、「価格に対して料理が普通」「週末のピーク時にドリンクの提供が遅れた」といったリアルな課題も散見されました。純粋なグルメ探訪というよりは、「空間と世界観を楽しむためのエンタメ施設」と割り切って利用できるかどうかが満足度の分岐点となっていました。